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犬のしつけ ‐ TVチャンピオン2回優勝者!遠藤和博の犬のしつけ講座

犬を飼う前に

○犬を飼うならケージ(ゲージ)が必須
初めて犬を飼う時、用品を準備するならば何から買うでしょうか。エサ入れ、水入れ、首輪、リードなどは誰でもすぐに思いつくと思います。しかし本当に一番大事なのは、犬が安全に暮らすためのケージです。
安いものではないので、子犬が成犬になっても使えるものが理想です。
狭いケージでは犬がかわいそうだからと部屋に放し飼いにしたり、無駄に広いケージを購入する人がいます。しかし、犬は本来群れを作り縄張りを守って生きています。その縄張りが部屋いっぱいだったり広すぎるケージでは、かえって犬は常に神経を張り詰めて休む暇が無くなって無駄吠えや問題行動の素になってしまいます。
また、犬は寿命が短いためにちょっとしたストレスですぐに、短い寿命を更に縮めてしまうのです。長生きしてもらうためには、少し手狭なケージに入れるのが一番なんですよ。

○費用と環境を考えて
生き物ということを忘れ、よく子犬の展示即売会などが行われています。冷やかしのつもりで行ったのが、子犬に魅入られてウッカリ連れて帰ってしまう人も少なくないようです。
しかし、よく考えてみてください。
例えばその時、ペットショップで6万円だった犬種が1万円安く売られていたとしましょう。その値段を見て、このくらいならなんとか出せるかも!と思った人は、その場では買うべきではありません。
犬を飼うには、初期準備だけでも目に見える提示されているお金の2倍以上はかかります。犬の一生のお金を考えたら、健康で病気ひとつしなかったとしても購入金額の5〜6倍は最低限必要です。その他にドッグフードなどの日用品を買わなくてはいけません。
また、犬がいつ来てもいいような家というのは存在しません。一見人間の目線では問題ないように見えても、床に寝転んで子犬と同じ目線で見てください。ソファやベッドの下はきれいですか?電話線や電気のコードは乱雑になっていませんか?
ベッドの下や家具の陰で配線が絡んでいた場合、そこに子犬が侵入してコードに引っかかったらどうでしょうか。
生き物は絶対に衝動買いしてはいけません。
人間側は簡単に「今回は失敗したけど次は失敗しないようにしよう」と思ったとしても、その犬には次の飼い主はいませんし、犬自身で飼い主を選べるわけではありません。

○動物アレルギーについて
都会に住む人は、排気ガスなどで濁った空気の中で過ごすために色々なアレルギーを持っている人がいます。今までそのアレルゲンに接触しなかったので気づかなくても、アレルギーを持っている人というのは意外に多いんですよ。
動物アレルギーもそのひとつです。
犬を飼いたいと思っても、家族の中に犬アレルギーの人が一人でもいたら飼う事は不可能です。アレルゲンの側である程度年数を過ごせば案外症状が軽くなることもありますが、全ての人間がそうなるわけではありませんのでお勧めは出来ません。
例えば、犬を飼い始めてから産まれた子供が犬アレルギーだという事もあります。そうなった場合犬はどうなってしまうのでしょうか。
そういう最悪の事まで完璧に考えていなくては、生き物を飼う事は難しいと思ってください。


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